綾瀬はるか「水泳が大好きになっていました」 水泳コーチ役で長谷川博己と映画初タッグ

 綾瀬はるか
 長谷川博己
 「はい、泳けません」ポスタービジュアル
3枚

 俳優の長谷川博己(44)が、主演映画「はい、泳げません」(6月公開)で、女優の綾瀬はるか(36)と映画初共演を果たすことが3日、分かった。長谷川はNHK大河「麒麟がくる」(20年)以来の主演作。綾瀬主演の同「八重の桜」(13年)で夫婦役を演じた2人が再タッグを組む。

 「麒麟-」でりりしい明智光秀を演じた長谷川が、泳げない哲学者に挑む。原作はノンフィクション作家・高橋秀実の同名作。暗い過去からカナヅチになった小鳥遊雄司が、ひょんなことから水泳教室に通い始め、人魚のような水泳コーチ・薄原静香(綾瀬)に導かれ、過去の喪失と向き合っていく姿を描く。

 個性的な役柄を演じた長谷川は「役柄としても、この作品に向き合うことにしても身体と思考をフル回転させて臨まなければならないものでしたが、最終的にその疲れは心地のよいものでした」とコメント。再共演した綾瀬について「ますます華やかさやおおらかさが増して素晴らしい女優さんになられた。今回の役は彼女の持ち前の天使的とも言える存在感がマッチしていた」と褒めたたえた。

 綾瀬は、競泳水着姿でコーチ役を熱演。ほぼプールでの撮影を振り返り「どうなることかと思ってましたが、終わる頃にはすっかり水の中が、水泳が大好きになっていました」と笑顔。「長谷川さんのカタブツな小鳥遊先生がとても愛おしく、ずっとお芝居を見ていたくなりました」と話し「できなかったことができるようになる。それで少し視界が広がったような、そんな出来事が皆様に訪れることを心から願ってます」と希望した。

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