高市早苗氏「日曜討論」発言 質問省き一部発言を報じた大手メディア指摘

 自民党の高市早苗政調会長が1月30日に出演したNHK「日曜討論」での新型コロナウイルス問題に関する発言について「キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディア」があり、誤解が生じているとしている。

 同日のツイッター投稿で高市氏は「今朝のNHK『日曜討論』で、『状況が悪化した場合の緊急事態宣言の可能性』を問われたので、『可能性はある』と答えましたが、現状で緊急事態宣言が必要とは言っていません」と説明した。

 大手新聞のネット記事には、早急に緊急事態宣言の発令が必要と唱えたと誤解を招きかねない見出しもみられる。

 高市氏は「あくまでも、重症病床使用率や死亡者数など『状況が悪化した場合』です」としている。

 「キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディアがあり、誤解が生じていましたので、念のため」と状況説明し、「感染防止策は怠らず、早期の治療薬投与で重症者数と死亡者数の極小化に努め、ピークアウト後は十分に経済社会活動を廻すべきです」と記している。

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