杉村太蔵、菅直人氏「ヒットラー」発言 立民の大甘対応に「支持上がらない」

 立憲民主党の菅直人元首相が、日本維新の会について、自身のツイッターで「ヒットラーを思い起こす」などとコメントしたことについて、元衆院議員でタレントの杉村太蔵が26日、立民に対して「早く改善して」と苦言を呈した。この日、テレビ朝日系で放送された「大下容子ワイド!スクランブル」にリモート出演して語った。

 25日に立民の逢坂誠二代表代行は「菅議員の個人的な発言でありますので、党としてどうこうというのは特段の必要はないかなと思っております」と処分などは行わない方針であることを明かした。菅氏はツイッターで維新からの抗議について触れ、党の指示での発言ではないため「抗議するなら私自身に対してすべきだ」と主張。さらに「日本は自分の考えを表明することができない社会ではないはずだ」と言論の自由があるとした。

 番組MCを務める同局の佐々木亮太アナウンサーが「よく『身内に甘い』なんて指摘がありますけども」と質問。太蔵は「立憲民主党の支持が上がってこない最大の理由がそこだと思います。党の体質として自分に甘く他人に厳しい」とバッサリ切った。

 「仮に政府・与党がこんな発言したら、おそらく予算委員会、審議拒否したんじゃないかなと。徹底的に批判を続けたと思うんですよね」とあきれ気味。「この辺り、早く改善してほしいと思いますね」と提案した。

 萩谷麻衣子弁護士も「政治家の発言としてはまったく不適切」。ジャーナリストの柳沢秀夫氏は「個人の発言だからといって済む話ではないような気がするんです」と逢坂氏の説明にも疑問を投げかけた。「ますます、立憲民主党に対する国民の支持に陰りが出てきても不思議じゃ無い。しっかりと結論を付けないことには収まりが付かない」と眉間にしわを寄せていた。

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