元「ＡＥＲＡ」編集長のジャーナリスト・浜田敬子氏が１２日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、岸田文雄首相の態度に注文を付けた。

　新型コロナウイルスの感染がまた急拡大していることについて、岸田首相は１１日に会見し、対策などを打ち出した。浜田氏はこれに対して「かなり網羅的に、きめ細やかには発表されてたんですけど、一番気になったのが、岸田さんがずっと読んでるんですよね、紙を」と内容ではなく、態度について指摘した。

　「大切なことは国民の命を守り抜くことです」「過度に恐れることなく、国民みんなで強力して」などと、ポイントとなる部分では「やっぱり国民に向けてきちんと、テレビカメラを見てですね、呼びかけないと、やっぱり伝わってこないと思うんですよね」と力説した。「もう少し、訴えるコミュニケーションがまだちょっと足りないのかな」と残念そうに語った。これにネットでは「浜田さんも下向いて原稿読んでる」「相変わらず政権批判」とツッコむコメントもあった。