紅白、瞬間最高は39・3% 全歌唱振り返り後、MISIAのコメント場面

 昨年大みそかに放送された「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)の第2部(午後9時~)の瞬間最高視聴率が39・3%だったことが4日、わかった。午後11時42分で当日の全歌唱の振り返りVTRが終わり、MISIAが「来年こそ2022年が皆さんにとって素晴らしい年になるよう思いを込めて歌わせていただきました」とコメントする場面だった。前回は活動休止前、最後の出演となった嵐の歌唱時の47・2%だった。

 関西は午後11時40分の40・9%で、全歌唱を振り返る場面の途中(LiSAから松平健まで)だった。

 第1部(午後7時30分~)の世帯瞬間最高視聴率は33・6%で午後7時42分の審査員紹介で小池栄子と司会の大泉洋のやりとりの場面だった。関西は33・8%で午後8時28分の上白石萌音の歌唱中と午後8時53分の松平健の「マツケンサンバ2」の終盤だった。

 個人視聴率の瞬間最高は27・5%で午後11時39分のMISIAの歌唱終了のときと、午後11時42分だった。

 関西の個人は28・5%で午後11時41分。全歌唱振り返りの後半部分だった。

 なお、紅白の平均世帯視聴率(第2部、午後9時から165分間)は、2020年の40・3%から6・0ポイント減で史上ワーストとなる34・3%だった。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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