桂ざこば 症状悪化で救急搬送、再入院していた 一門会参加も「痛風で落語は無理」

 持病のぜん息に慢性閉塞性肺疾患を併発して入院するなど11月末まで休養していた落語家・桂ざこば(74)が3日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われた新春恒例の「米朝一門会」に参加。昨年末まで再入院していたことを明かした。

 中入りで姿を見せたざこばに続き、桂塩鯛(66)が登場。会場から拍手と驚きの声が漏れる中、2人で腰を下ろし、「明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします」と挨拶した。

 続いて、塩鯛が「どうですかお体は?」とたずねると、ざこばは「お体は大変ですよ」と返した。11月11日の公演から体調不良を理由に休演。5日間の検査入院を経て、翌12月1日に大阪・動楽亭での公演で復帰していた。

 だが、12月14日の公演後に再び症状が悪化。自宅静養中に救急車を呼び、病院に運ばれていたという。

 点滴と酸素吸引ですぐに症状は改善。「先生にほな、帰りますわと言ったら『アカン、入院や』って言われて。30日までや」と、再入院していたことを明かした。ざこばは動楽亭で予定されていた12月20日、今月1日の公演も休演していた。

 病状は快方に向かっているようで、この日はせきなども出ず声には張りがあった。だが、「呼吸の方は直ったけど、痛風がきよったんや。歩かれへんねん。正座はできない」と告白。大きく腫れ上がった左足を見せながら「えらいすんません。落語の方は無理。どないもできへんので」と頭を下げ、塩鯛が代役を務めることを明かした。

 塩鯛から「まだまだ74歳。あと20年は元気にやってもらわんと」とハッパを掛けられると、「えーーー。今年1年、うまくいくかどうかやで」と、自虐ネタで笑わせなながら「足が治ったら完全復帰?そうそう。頑張りますわ」と、早期の高座復帰に意欲を見せて会場を後にした。

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