「最愛」まさか考察外2件 受験票並べたのはチビ優 しおり嫉妬消えず 驚きも納得の真相
女優・吉高由里子主演のTBSドラマ「最愛」が17日に最終回を迎え、15年前と現代に起こった事件を巡る数々の謎や伏線が、スピード感ある物語進行の中で、丁寧に解明・回収され、衝撃の結末を迎えた。
謎として残っていた現場の遺留品も、15年前の事件現場のお守りは、動転した父・達雄(光石研)らが豪雨の中では落ちたことに気づかなかった様子や、現代の事件の赤ペンは、渡辺父が最後の執念で掴んだことが、丁寧に描写された。
ネット上ではドラマの初回放送以来、今後展開の考察が盛り上がり、さまざまな読み筋が披露され、白熱した。
一方で驚きの「考察外」の真相も。
15年前の事件を巡っては、主人公・真田梨央(吉高)と小学生だった弟・優(高橋文哉/子役・柊木陽太)を、誰が家に連れて帰り、着替えさせたかが焦点に。梨央の参考書や受験票を机の上にやさしく並べられていたことから、女性の関与を指摘する推察もあったが、最終回では弟・優が悲しそうにうつむきながら、健気に父たちを手伝っていたことが描かれた。
また現代に起こったフリーライター橘しおり(田中みな実)の転落。梨央に嫉妬心を抱いていたしおりが、直前に梨央と会って15年前の被害を告白し、互いに思いを語りあっていたことから、嫉妬心などは解消され、転落とは無関係との見方が強まっていた。
しかし最終回、しおりの嫉妬心はおさまっておらず、真田家の疑惑を暴くと聞かず「世の中は公平だって真田梨央にも教えてやりたい」と暴れたことで、足を滑らせて転落したことが描かれた。
ネット上では放送後から「完璧」「見事」と拍手を送るコメント投稿が相次ぎ、優が受験票を並べたことへの驚きと納得、橘しおりの心境が理解できるとの投稿も相次いでいる。
公式SNSでは、視聴者に感謝するコメントや写真投稿が続いている。
