吉村知事会見 大阪ビル火事 DMATも派遣「一人でも多くの方の命が救われることを」

 大阪府の吉村洋文知事が17日、大阪府庁で会見。この日午前、大阪市北区のビルで複数の死者を出した火災について質問が飛んだ。

 吉村知事は「この北区の火災でお亡くなりになった方のご冥福を心からお祈り申しあげます。医療機関において懸命の救命活動が行われています。一人でも多くの方の命が救われることを願っています」とコメント。

 そして、「火災発生時、消防・救急隊が出動するのは当然だが、併せて市消防の要請があり、(午前)10時55分に大阪府からディーマット(緊急災害の医療部隊)も現地に派遣した。現在は医療機関に搬送され、命を救う活動がされている」と説明した。

 また、「大阪府の危機管理の職員も火災発生当時、現地に派遣して情報を収集している。大阪市消防からの情報で出火原因を調査中だと。大阪府警からの報告で、放火の疑いで捜査中だと聞いている。心療内科が大きな火災現場になっている。このクリニックに約600名が通われていると聞いている。なので指示事項として、明日から薬が必要な人もおられるので、大阪府の精神科の診療所、精神科の病院協会に、クリニックに通われている方が治療を受けられるように、相談があれば受診できるようにと要請した」と明かした。

 さらに、「市町村に対しても、各種自立支援施策の中でこの病院の適用を受けている患者さんは、ほかの病院で適用を受けてもさかのぼって行政的な支援が受けられるように指示をした。心の相談センター、精神科心療、機関に通われていた患者さんから相談があったら適切に対応するように指示をした」と続けた。

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