片山善博氏、国がクーポンにこだわるのは「財務省の考え色濃く反映」と推察

 元鳥取県知事の片山善博氏が8日、TBS系「ひるおび!」で、政府が18歳以下に10万円の現金&クーポンを支給することに言及。一部自治体がクーポンではなくすべて現金給付を明言しているが、国がクーポンにこだわる理由について「財務省の考えが色濃く反映されている」との考えを述べた。

 番組では、18歳以下に支給される10万円について、一部自治体ではクーポンではなくすべて現金にするとしていることを取り上げた。

 クーポンは各自治体で印刷、郵送などを用意する必要があるため、経費がかかる。なのになぜ国はクーポンにこだわるのか。片山氏は「これ、1回クーポンが原則と政府が決めてますから。財務省、財政当局の考えが色濃く反映された」とコメント。

 そして「一般論として言いますと、私も役人をやってましたけど、国の財務省、昔の大蔵省は自分たちのやりたくないことを押し切られるのがすごい嫌」だといい、「政治的に(嫌なことを)押しつけられる時は、何か仕掛けを作る。役人の我々は『嫌がらせ』と言ってましたけど、使い勝手を悪くする」と語った。

 これに恵俊彰は「それがクーポンなんだ!」と合点がいった表情を浮かべると、片山氏は「そして自分たちの査定権の威力を示すんです。財務省には失礼ですが、私の体験談です」と、国がクーポンにこだわる理由を推察していた。

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