体調不良から復帰の桂ざこば 短く口上 ぜんそく、COPDで入院明け「大阪落語祭」

 持病のぜんそくに慢性閉塞性肺疾患(COPD)を併発し、5日間入院するなど11月末まで休養していた落語家・桂ざこば(74)が5日、大阪松竹座で行われた「第二回 大阪落語祭」に出演。口上を務めた。ざこばは今月1日、大阪・動楽亭での公演から復帰していた。

 進行役の桂米團治から「脳梗塞にもめげず、喘息(ぜんそく)にもめげず、本日も元気いっぱいに…」と紹介されたざこばは、「コロナの中、ありがとうございます。上方落語をどうぞよろしくお願いいたします」と短くあいさつした。

 この日は桂福團治、桂文枝、月亭八方らが出演。桂文珍は「私も来年の春に襲名をさせていただくこととなりました。桂文珍改め、“桂ワクチン”。どうもこのワクチンは2回はせっしゅ…せしゅう(世襲)をするという…、この落語会も2回、3回と良い方の笑いの“せしゅう”(せっしゅ)を続けていただきますよう」と述べた。

 昨年に続き、上方落語家約250人が参加し、開催されている「第二回大阪落語祭」。一部公演を除き、約90公演が1000円で観賞できる。

 1日に取材に応じたざこばは、11月6日の福岡・博多での高座から調子が良くなかったことを明かし、「20メートルほど歩いたらぜえぜえする」という状態で、病院で入院を勧められたことなどを説明していた。

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