吉村洋文大阪府知事が４日、京セラドーム大阪で行われたオリックスのファン感謝イベント「Ｂｓファンフェスタ」に、松井一郎大阪市長とともに出席。パ・リーグ２５年ぶりの優勝を決めたオリックスと東京五輪野球で金メダルに輝いた吉田正尚外野手、山本由伸投手に『感動大阪大賞』を贈った。

　吉村知事は「本当にオリックス強いですね。強いだけじゃなく面白い試合がすごいなと思います。２５年ぶりにリーグ優勝。日本シリーズも最後まで見てましたけど手に汗握る、強いな、面白いなと思いました。去年、下から数えて一番、それが今年上から数えて一番すごいなと思います」と熱く語り、「Ｔ－岡田選手にお願いがあります。サイン入りバットをもらったんですけど、なくしてしまいました。もう１本もらえませんか？請求書は大阪市にお願いします」とジョークまじりにスピーチし、盛り上げた。

　吉田、山本両選手には松井市長から『大阪市長特別表彰』が授与された。

　松井市長は「ファンのみなさん、長いことお待たせしました。２５年かかりまして、毎年、本拠地開幕戦で“今年は御堂筋あけてまっとくから”と言ってきました。１０年掛かりましたけど、御堂筋あけてたんですけど、コロナのおかげでバーチャルになりました。来年こそは御堂筋で日本一のパレードをしてもらいたいと思います」と会場のファンと来年こそ「日本一」でパレードを、の思いを分かちあい、「（日本シリーズの）最後の試合、こっちの方が強かったと思っていた。寒さにやられたな。相手チームは寒さに慣れてました。普段はドームでやってますから、（オリックスは）寒さにこたえた。ドームをしっかり空けといてもらったらよかったのに。（球団）社長に抗議しておきましたから。来年もまた、さらに大きな喜びを分かち合えるように頑張ってください」とこちらもブラックジョークをまじえ、スピーチを締めくくっていた。