加藤浩次、クーポン事務費を担う企業は「お金が入る」「これは経済効果では?」

 極楽とんぼの加藤浩次が2日、日本テレビ系「スッキリ」で、コロナ対策で18歳以下に5万円のクーポンを給付する際に967億円の事務経費がかかるという問題について言及。あまりにも経費がかかる過ぎると批判の的となっているが、これらの事務経費を担う企業にはお金が入ることから「これって経済効果じゃないのか?」と率直な疑問を口にした。

 番組では批判の的となっているクーポン事務費967億円問題を取り上げた。現金一括給付であれば、かなり経費は抑えることができるため、クーポン給付には批判的な声も上がっている。

 この事務費は印刷費、輸送費、事業者への換金、振り込み、広報費など多岐に渡るが、これに加藤は「逆の見方、経済効果という意味で、いろんな企業にお金が入っていくわけじゃないですか。これって経済効果じゃないんですか?」「いろんな企業にお金が入って潤う、という考え方は?」と経営コンサルタントの坂口孝則氏に質問した。

 坂口氏は「それはできると思いますよ」と答えた後「それが公正な競争で行われているならまだしも、クーポンを配ると生活必需品を買いますよね。日常品を買った金額の浮いた分は貯蓄に回るだけなので、そんなに経済効果は期待できないと思う」と語った。

 加藤は「クーポン全体ではね。でも作る上でいろんな民間企業にお金が入る経済効果は?」と重ねて質問。加藤自身も「無駄なお金は使わなくていいと思う」という考えだとした上で「いろんな企業がもうかって、潤って、その人達がまたお金を使ってっていうのは経済効果だと思うけど」と言うと、坂口氏は「クーポンに払うのが効率的かという議論はあってもいい」と語り、加藤も「そこは、その通り」と納得していた。

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