倉持仁医師が警鐘「医療体制の構築、保健所機能の強化が急務」オミクロン国内初確認に

 TBS「Nスタ」などに出演する宇都宮市「インターパーク倉持呼吸内科」の倉持仁医師が30日、ツイッターを新規投稿。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」が国内で初めて確認されたことに対して医療体制や保健所機能の強化が「急務」と対策を強く求めた。

 国連の世界保健機関(WHO)が変異株を「オミクロン」と命名し、警戒をよびかけたのが日本時間27日。それからわずか3日で国内での感染者が確認されたことに「速いです!」と驚いた倉持医師は「コロナは速やかな複数回のPCR検査、早期診断早期治療、それに見合う薬の供給体制、きちんとした隔離、きちんと休める補償の環境、入院制限がなされないような医療体制の構築、保健所機能の強化が急務です」と警鐘を鳴らした。

 この日は「Nスタ」に出演。「きちんと検査をして、それも精度の高いPCR検査を複数回、間をあけて、しっかりと隔離をしたうえで、解除する場合にはもう一度検査をする等、そういう運用をしていけば、一般の方々が恐れる必要は何もないと思うんです。しかしそういう態勢にないということ」と第5波でも問題になった医療体制の整備がいまだに不十分であることを憂えた。

 この日、政府はオミクロン株に感染したのがナミビアの外交官だったことを明らかにした上で、同じ航空機に乗っていた全ての乗客ら71人を濃厚接触者として扱うことを発表している。

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