堀ちえみ 舌がんは「うそ」「詐病」と誹謗中傷受けていると告白 警察や弁護士動く

 タレントの堀ちえみが26日、公式ブログに新規記事を投稿。自身が患っているステージ4の舌がんを「うそ」「詐病」と誹謗(ひぼう)中傷を受けていることを告白。侮辱罪や威力業務妨害にあたるとして警察や弁護士に相談していることを明かした。

 堀はまず「なんだか未だに、私のことをステージ4の舌がんは嘘だと、仕事先にわざわざ抗議して、クレームを入れる人がいるらしいですね。私自身は言われることには慣れてしまい、そのことにより傷つくことは、もうなくなりました。最初は大変落ち込み、生きてしまったことへの、罪悪感でいっぱいになりましたけど。生き残りの惨めなヤツなんだと」とつづった。

 さらに「ステージを誤魔化すなら、いい方に誤魔化したかった。でも誤魔化したら、すぐバレる範囲の切除だし、リンパ転移も含めて嘘はつきたくない。そして何よりも公表する大きな理由。私みたいな状態にまで放置しないで、早期発見の大切さをを伝えていこうと決めたからです」と吐露した。

 「仕事で出会う歯科医師の方々は、一目瞭然で、私の病状のことも把握されており、その詐病のことに激怒されている方も、たくさんいらっしゃいました。仕事関係者の方々も、お友だちもそうです。私や家族のことを守ってくださっている、刑事課の担当の方も弁護士さんも、現在 動いてくださってます。侮辱罪や業務妨害というものに、該当するそうです。私は許せても、周囲は腹が立つのでしょう」と周囲が中傷に怒り、行動に移していることを明かした。

 その上で「でも私は何故かもう、腹も立たないし、私の生き様は何も恥じることはない。骨頭壊死が嘘だとか、リウマチも嘘だとか。嘘をついて病気になっても、なんの得もありません。私は詐病という単語は、自分ががんになるまで馴染みがなく。スタッフから言葉と意味を聞きました。でもあまり良くない響きで、良くない言葉です。私には口から吐き出したくない、負の言葉に感じます。私は今目の前がキラキラして。素晴らしい人生を送っています」とコメント。最後に「もうそろそろやめにしませんか?私もわざわざこんな負のブログは、書きたくないですから…」と呼びかけた。

 堀は2019年に舌がんであることを告白。舌の6割を切除する手術を受けている。

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