木下都議がきょう会見、無免許運転で19日に在宅起訴
無免許で当て逃げ事故を起こしたことを隠したまま当選した木下富美子都議が22日、午後6時から都庁で記者会見することが分かった。
木下都議は当選後に当て逃げ事故が発覚し、体調不良を理由に議会を長期欠席していた。都議会で2回の辞職勧告が決議され、正副議長から説明要請も受けたが、辞職はせず、今月9日にようやく登庁した。ここで取材に応じたが「ぜひ続けてほしいという声があることも事実」と議員を続ける意向を示していた。
7月の都議選では「都民ファーストの会」の公認を受けて再選を果たした。しかし、事故が発覚して同会から除名され、1人会派「SDGs東京」を立ち上げていた。「都民ファーストの会」特別顧問を務める小池百合子都知事は21日、木下都議について「今の状況を理解できない人ではないと私は考えておりますし、自らが出処進退をただしていくことについて彼女自身が決することを私は確信している」などと話していた。
木下都議は5月から7月にかけて7回無免許運転をしたとして、今月19日に東京地検から道交法違反の罪で在宅起訴されていた。