朝ドラ、兄・算太にあのクズ父を重ねる声 ダンサー諦め突然帰郷の秘密【ネタバレ】

 9日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」では、ダンサーになると出て行った安子(上白石萌音)の兄・算太(濱田岳)がひょっこり実家に戻ってくるも、借金取りに負われていたことが判明。ネットでは昨年放送の朝ドラ「おちょやん」の、あの“クズキャラ”を思い起こす声が上がっている。

 この日の「カムカム-」では、大阪へダンサー修業に行っていた算太がフラッと「たちばな」へ戻ってくる。務めていたダンスホールが閉店したというが、「たちばな」に戻っても何をするわけでもなくフラフラしてばかり。

 それでも菓子のおいしさは分かっていることから、父・金太(甲本雅裕)は、算太は実は菓子職人に戻りたいのではないか…と考えるが、そんな親心を吹き飛ばす出来事が。「たちばな」へ借金取りが押しかけ、算太があちこちから金を借りて踏み倒していることが判明。金太は、もうたちばなの敷居はまたがせないと激怒する。

 借金…というキーワードで思い出されるのは昨年放送の「おちょやん」のクズ父・テルヲ。娘を借金のために奉公に出し、その後、奉公先にまでやってきて、さらなる借金のために、再び別の奉公先へ出そうとするなど、娘を金づるにしており、ネットでは朝ドラ史上最悪のクズ父とも言われていた。

 ネットでは算太と借金のつながりからテルヲを想像する声も。「朝ドラでどうしようもないクズ親父を見てきてると算太のやらかしはまだ想定内」「あのテルヲを越えるクズヲはそう出てこないだろう」「今作のクズ枠は算太か…」「今回のクズ枠は算太だったか。おちょやんを思い出したな」などの声が上がっていた。

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