作家・小川洋子さんに紫綬褒章 黒沢清監督、俳優・内野聖陽ら

 政府は2021年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は808人(うち女性186人)と22団体。3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章に、独自の作品世界が国内外で高く評価されている作家小川洋子さん(59)らが選ばれた。

 紫綬褒章は計90人(うち女性35人)。昨年のベネチア国際映画祭で監督賞に輝いた映画監督の黒沢清氏(66)、俳優の内野聖陽(53)らにも贈られた。

 「妊娠カレンダー」で芥川賞、「博士の愛した数式」で本屋大賞など数々の賞に輝いてきた小川さんは「好きな小説を書き続けてきただけ。ちゃんと見ていてくださった方がいてありがたい」と感謝のコメント。内野は「一瞬、耳を疑いました」と振り返り「挑戦と失敗を繰り返して新しい境地を目指せたら」と決意を新たにした。

 新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、天皇陛下と受章者との面会は昨年と今春に続き見送られる方向だ。

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