裁判所が混乱 支援者らノーマスクで数百人 コロナワクチン特例承認取り消し訴訟
新型コロナウイルスのワクチン特例承認取り消しを巡る訴訟の第1回口頭弁論が12日、東京地裁であり、傍聴希望者や支援者らがマスクを着用しないまま庁舎内に入った。未着用者は数百人に上り、職員らが対応に追われ一時騒然とした。
建物を管理する東京高裁は、来庁者にマスクを着けるよう促しているが、強制はできず、未着用を理由に立ち入りを拒むこともできないとしている。
訴訟で原告側は「ワクチンの安全性の科学的証明がなされていない。マスクの効用も疑問がある」と主張。HP上で初弁論の傍聴に来るよう呼び掛けていた。警視庁丸の内署によると、集団は300人以上とみられ、署員が裁判所周辺で警戒に当たった。