高市早苗氏VS共産田村智子氏「日曜討論」激突 速攻解散批判に「国会でずっーと議論しても」

 自民党の高市早苗政調会長が10日、NHK「日曜討論」に出演。各党の政策責任者が集った場で議論を行った。各党が順番に発言する形式でスタートしたが、野党が岸田文雄首相の所信表明がわかりにくいと批判した流れで、高市氏VS野党の構図となった。

 共産党の田村智子政策委員長は14日衆院解散の流れに「国民の前で、国会でまず議論してから。コロナの問題もどこをどう反省するんですか?国会の中で議論してから選挙を迎えるべきですよね。気候危機の問題も2030年までに何をやるのか?こういう論戦をやってから総選挙やるのは当たり前のことでね、それを総選挙公約に盛り込みましたでは、あまりに無責任なやり方だと言わざるを得ない」と激しく批判した。

 これに高市氏は「皆様も一緒だと思うんですが、いまコロナで生活にお困りの方もいらっしゃる。経済を一刻も早く立て直さないといけない。早く選挙をやって経済対策、補正予算をしっかり組んで、年内の早い時期に成立させて、お金を動かしていくのが大事なわけです」とした。

 田村氏が反論しようと声をあげたが、高市氏は「いやいや、これでね」と制し、「総理が代わった。総選挙はどの政党を選ぶのか。そういう選挙になります。政策、公約をきちっと作りますので、国民のご判断を仰ぐということが私は正道だと思いますよ」と主張した。

 「国会でずっーと議論してても、全ての方が見ていらっしゃるわけじゃございません。選挙はそれぞれの政党が公約を掲げて、どこが政権を担うのか、これを選んでいただく、そういうものだと思います」と述べた。

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