タカラヅカOG「ネクスト」旗揚げ公演 主演の彩凪翔「新たな冒険」

 宝塚歌劇団OGの公演企画・制作やマネジメントを手掛ける阪急電鉄の子会社「タカラヅカ・ライブ・ネクスト」の旗揚げ公演「アプローズ~夢十夜~」が23日、宝塚バウホールで初日を迎えた。主演は4月に退団したばかりの元雪組人気スターの彩凪翔(あやなぎ・しょう)。古いオペラハウスを舞台にしたショーを繰り広げた。

 9日に東京公演を終え、満を持して“本拠地”に戻ってきた。「思い入れのある宝塚バウホール!」と気合が入った彩凪。旗揚げ公演での主演と言うこともあり、「私に取っては新たな冒険であり、タカラヅカ・ライブ・ネクストの旗揚げ稿でもあり、主演させていただくことを思うと責任を感じる」と表情を引き締めた。

 宝塚公演のスペシャルゲストは元雪組トップスターの水夏希(みず・なつき)。彩凪は「下級生のころは、チカさん(水の愛称)と一緒に踊らせていただくなんて、想像もつかなかった」と照れた様子ながらも、憧れの先輩と堂々のダンスで客席を魅了した。また水も「体力にはもう自信ありませんが(笑)、テンションで乗り切ります!」と笑いを誘った。

 ネクストの小川友次社長は、宝塚歌劇団理事長時代にOGによる「夢組」構想を明かしていた。また阪急阪神ホールディングス・角和夫社長もネクスト発足前に「大学を卒業すると、大学院がある。宝塚を卒業後も舞台に情熱を持った方を、きちんとした形で組織化したい」と語っていた。今回はネクスト所属の元星組の歌姫・音花(おとはな)ゆりら7人も出演。新たな船出となった。

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