坂本龍一、小山田圭吾の釈明文書「これほど真摯な文書、書けるものじゃない」
ミュージシャンの坂本龍一が21日、インスタグラムを更新し、過去のいじめ問題について釈明した小山田圭吾の文書について「読みながら少し泣けてしまった」とつづり「今後どんな音楽が生まれてくるのか、気長に待ってます」とエールを送った。
小山田は自身がインタビュー記事で語った過去のいじめ問題について、18日に公式HP、SNSなどで長文の釈明文書を発表。一部の行為については「目撃談」を語ったとして、関わりを否定する箇所もあった。
一方でこれまで、いじめ記事について説明などを行わなかったことに「責任感のない不誠実な態度でもあったと思います」とし、「今の私にできることは、過去と向き合い、事実を説明させていただくこと、そして、その反省をあらためて今後の社会生活へと活かしていくことであると考えています」などとつづっていた。
坂本は英語と日本語の文書をアップし「小山田くんの文章、やっと読めました」とし「読みながら少し泣けてしまった」と投稿。そして「なかなかこれほど真摯な文章は書けるものじゃない。よほど自分の心の中を曇りなく隅々まで見ないと」と感心した。
最後に「今後どんな音楽が生まれてくるのか、気長に待ってます」とエールも送っていた。