自民党総裁選4候補 選挙戦に臨む心情や信念を揮毫

 菅義偉首相(72)の後継を決める自民党総裁選(29日投開票)に立候補した河野太郎行政改革担当相(58)、岸田文雄前政調会長(64)、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)の4氏による日本記者クラブ主催の公開討論会が18日、行われ、4候補が選挙戦に臨む自身の心情や信念を揮毫(きごう)した。

 河野氏は「温」で、コロナ危機を乗り越え、ぬくもりのある社会を目指す意思を表現。岸田氏は自然のまま美しい様子を表す「天衣無縫」と書き、総裁選をおおらかに戦いたいとの心情を示した。高市氏は「崇高雄渾(すうこうゆうこん)」。気高さと力強さを訴えた。野田氏は「愛」と記し、政治で重要なのは技術ではなく愛だとの思いを込めた。

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