「スッキリ」で圧巻のアイヌ民族舞踊紹介 加藤浩次「文化の多様性の大事さ分かった」

 日本テレビ系「スッキリ」で16日、アイヌ民族の舞踊パフォーマンスを紹介した。

 番組では東京五輪開催中の8月7日に札幌で行われたアイヌ民族の舞踊パフォーマンスの様子を放送し、総監督の秋辺デボ氏が踊りの持つ意味を解説。「アイヌ民族は自然と共生して仲良く暮らしてきました。それは自然に生かされているということをよく分かっていた平和主義です。ですからオリンピックの平和憲章と同じ根っこがあると思っている」と語り、最後に「全道から沢山の民族が集まって、世界に発信するアイヌ民族の心を伝えたい」と、今回の踊りに込めた思いも語った。

 圧巻の舞踊をVTRで見た加藤浩次は「世界では文化の多様性を大切にしましょうっていうのが大きな流れになっているが、6年間の練習、地域で踊りも違ってて衣装も違って、それをまとめ上げて練習してきたのが分かりますし、こういうパフォーマンスを見ると文化の多様性の大事さが分かった」と感心しきりだった。

 番組では今後もアイヌ民族の文化を伝える企画を放送していくという。

 「スッキリ」では、3月12日放送でアイヌ民族を描くドキュメンタリーを紹介したお笑い芸人の発言が問題となり、放送倫理・番組向上機構の放送倫理委員会は7月に「差別表現を含んだもの」と放送倫理違反があったとする意見書を公表した。それを受け、8月26日の「スッキリ」放送で問題の検証を放送し、経緯や再発防止策などを発表していた。

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