ＡＫＢ４８が１２日、東京・日比谷野外大音楽堂で「ＭＸ夏まつり　ＡＫＢ４８　２０２１年最後のサマーパーティー！」を開催し、横山由依（２８）がグループから卒業することを発表した。アンコール終盤に涙声を交え、「一歩踏み出そうと決断しました」とファンに伝えた。

　横山はアンコール終盤に涙声を交えて報告。「ここ最近、以前からの夢が具体的に見えてきたので、一歩踏み出そうと決断しました。引き続きＡＫＢ４８をずっとずっとよろしくお願いします」とファンにあいさつした。

　横山は２００９年のオーディションに合格し、研究生として加入。１０年にチームＫに昇格した。１１年には大島優子、北原里英、指原莉乃とともに「Ｎｏｔ　ｙｅｔ」を結成。同年に初めて選抜入りを果たし、以降は中心メンバーの一人として活躍した。

　１５年１２月には、高橋みなみからの継承で２代目のＡＫＢ４８グループの総監督に就任。１９年に向井地美音に譲るまで、３年強にわたり大役を務め上げた。選抜総選挙の最高位は１８年の６位。１２年のじゃんけん大会では３位となった。

　ＡＫＢ４８劇場での卒業公演は１２月９日を予定。