高市早苗氏 強烈批判してきた中国メディアに「ありがとうございます」不敵笑みで応戦

 自民党総裁選への立候補を表明している高市早苗前総務相(60)が12日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した。

 番組では、高市氏の提唱する政策を中国が警戒しているとして、中国共産党系メディアは「日本新首相“本命”のひとり 高市早苗 靖国神社『参拝』継続を示唆」と報じていると紹介。「読むのもはばかられるような言葉」も使って、厳しい論調であることを伝えた。

 高市氏は、「私はこれを外交問題でなくすための活動を続けたいですね」と述べた。

 記事に対して「まだ私は総裁選の1候補。中国の新聞には『本命』と。日本のマスコミでは泡沫扱いかもしれませんが、中国では本命と書いていただいて」と不敵な笑みをうかべ、「ありがとうございました、中国の新聞社の方」と語った。

 靖国参拝を巡る議論について「これを外交問題にしている、しかも日本の国の中から、経済界の中から、一部マスコミの中から、これをことさらに外交問題にしようという声が上がっていることのほうが問題」と指摘した。

 「私もどこの国に行っても、まずその国で国のために命を捧げられた兵士の墓におまいりしてます。アーリントン墓地も行ってます。お互いの国のために命を捧げた方に敬意を表し合うことを当たり前にしたい」と語った。

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