パリ在住・雨宮塔子がコロナ事情 ノーマスク増加は「ワクチンパスの普及」

 元TBSでパリ在住のフリーアナウンサー・雨宮塔子が11日、テレビ朝日系「中居正広のニュースな会」にリモート出演し、フランスのコロナ事情について報告。一日当たりの新規感染者数が日本と変わらないにも関わらずマスクをしない人が増えている現状に「一番大きな要因はワクチンパスポートの普及」と説明した。

 MCの中居正広から「日本では現在、1週間の平均で一日1万4000人ぐらいの新規感染者が出てるんですが、フランスの状況はどうでしょうか」と聞かれた雨宮は「フランスも同じぐらい。だいたい一日平均1万人を超えています。ただ、フランスの人口は日本の半分ぐらい。ですから割合でいうと、日本よりはずっと多い感じですね」と回答。

 番組では、日本とフランスの一日の死者数を9月8日で比較。日本の90人に対し、フランスでは166人と紹介した。

 そんな状況でも、雨宮は8月に行われたル・マン24時間耐久レースで「マスクの着用義務はあった。しかも5万人に制限された中での開催だったが、やはり多くの人がマスクをしていなかった」と報告。

 驚いた中居が「なぜフランスではこんなことになってるんでしょうか」と聞くと、雨宮は「一番大きな要因はワクチンパスポートの普及。フランスではこのパスポートの提示によって、飲食店などの施設でのマスクの着用が課されないようになっている。逆に小さなイベントで見せる必要性がなければマスクは着用義務になる。だから、もしかしたらイベントが大きくなればなるほどマスクをしない可能性も増えてしまう」と解説した。

 今ではイベントだけでなくカフェやレストラン、大型スーパーなどにもワクチンパスポートを提示しなければ入れないようになっているそうで、「これは普通に生活ができないといいますか、かなり生活が制限されてしまう」とも話した。

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