“クズ芸人”岡野らの無心は行動経済学通り?カンニング竹山も感心
タレントのカンニング竹山が10日、フジテレビ系「ノンストップ!」で、“クズ芸人”と言われるスパローズの大和一孝や、岡野陽一らの行動が、行動経済学に基づいた行動だったことに気付き「すごいな」と驚いた。
番組では最近話題の行動経済学について、専門家にインタビュー。行動経済学は「経済学+心理学」で人の行動のクセを解き明かす学問と言われ、その知識を生活に役立てようという流れが起こっているという。
その中で、7万円のバッグが欲しいが、妻にどう説明すればいいか?という悩みが登場。行動経済学の専門家である東北学院大経済学部の佐々木周作准教授は「参照点をずらすテクニックが有効」と説明。10万円のバッグが欲しいが、7万円にしたというと、ポジティブな印象を得られやすいという。
寝坊して遅刻するときも本来なら45分で到着するが「1時間で到着と、長めに言っておいて実際は45分で着きました…だとポジティブな印象になる」とも説明された。
これに竹山は「すごいな…」と驚き、「これ、驚くのは、クズ芸人と言われてる岡野やスパローズの大和とか、全く同じ事をしてるから。やつらは知らず知らずに行動経済学通りに動いて使ってる。うまい」とうなっていた。