高市早苗氏 総裁選出馬表明「サナエノミクス」にネット「語呂悪すぎ」
自民党の高市早苗前総務相(60)は8日、国会内で記者会見し、総裁選への立候補を表明した。政治信条が近い安倍晋三前首相の支援を得る高市氏は、日本経済強靱(きょうじん)化計画を掲げ「サナエノミクス」三本の矢として金融緩和、機動的な財政出動、大胆な危機管理投資・成長投資に注力するとし、安倍氏の経済政策「アベノミクス」を踏襲した。
ネット上は突然飛び出したパワーワードに速攻反応し、「サナエノミクス」がトレンド入り。期待の声があがる一方でネーミングには総ツッコミ。「語呂悪すぎ」「既視感」「馬の名前かと思った」「マスコミかと思ったら、本人が会見で言ったのか」「ひねりなく」と散々だった。
高市氏は、X JAPANのYOSHIKIの大ファン。「バイカーズ議員連盟」にも所属している。
◇高市早苗(たかいち・さなえ) 1961年3月7日生まれ、奈良県出身。神戸大卒。松下政経塾、民放キャスターを経て93年に無所属で衆院初当選。96年自民党入りし、沖縄北方担当相、党政調会長、総務相、衆院議院運営委員長。奈良2区、衆院当選8回(無派閥)。20代のころはヘビメタバンド(ドラム)とバイクにハマった。