密フェス 坂上忍は憮然「クラスター発生も当然」、三鴨廣繁氏も憤る

 フジテレビ系「バイキングMORE」が8日、新型コロナウイルス感染対策が不十分な状態で8月に愛知・常滑市で行われた野外音楽フェスティバルの参加者ら14人の感染が確認され、愛知県がクラスター(感染者集団)に認定したことを報じ、MCの俳優・坂上忍は憮然。愛知医科大学病院感染症科・三鴨廣繁氏も「こういう歌のイベント等が全く同じなんじゃないかと見られる可能性があって非常に残念」と憤った。

 問題の野外フェスには全国から8000人を超える観客が集まり、酒類が提供されノーマスクの密状態に。番組では、感染防止対策が不十分だったとして経産省が交付予定の補助金3000万円を取り消す方針であることも伝えた。

 坂上は「まあ取り消すのも当然ですし、クラスターが発生するのも当然ですし。まあ要するにこれ、症状が出てお医者さんに正直に『フェス行きました』って言った人でしょ?検査も8000人全部できるわけじゃないんだから。たった14人てことはないでしょうね、おそらく」と突き放すように話した。

 三鴨氏も「もっともっとたくさんおみえになる可能性がある。自己申告されない方っていうのも残念ながらあるかもしれませんし、それと何よりも今14人が、これらの方の濃厚接触者の方もお見えになって、さらに感染が増えるかもしれません。そういった意味では本当に心配」と、まだまだ増える可能性があると断言。

 続けて「こういうことが起こると、せっかく一生懸命イベントに向けて準備してみえるいろんなイベントあると思うんですけど、特にこういう歌のイベント等が全く同じなんじゃないかと見られる可能性があって非常に残念」と、関係者の尽力を思い怒りを込めた。

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