セクゾ菊池風磨「グッと来て」SixTONES・田中樹 リアル・ドリームボーイズ体現

 Sexy Zone・菊池風磨(26)が主演しSixTONES・田中樹(26)と共演する舞台「ドリームボーイズ」が6日、東京・帝国劇場で開幕した。04年に故ジャニー喜多川前社長の作・構成・演出で初演され、ボクシングを題材に少年たちの夢と友情を描いた伝統作。同期入所の2人は、ステージ上で互いの絆を確かめ合い“リアル・ドリームボーイズ”を体現した。

 菊池演じる主人公・フウマと、田中演じるチャンプの固く結ばれた友情物語。2人は自分たちを重ね合わせていた。

 「ジーンと来る場面がけっこうあって。対峙(たいじ)して歌ったりするシーンではグッと来て、リハ場から泣きそうになってしまって…」と菊池。演出を手掛けた堂本光一(42)の案で、2人で手をガッチリ組んで歌う場面があるが、田中は「泣いちゃうから、頼むから目を合わせないでくれって言ったのに、ガッチリ目を合わせてきて。グッと来てしまって、まともに歌えなくなりそうだった」と思わず明かした。

 やんちゃで野性味あふれるキャラクターから、生前のジャニー喜多川前社長から「不良」と呼ばれていた“ふまじゅり”コンビ。時を経て、名作の新キャストとして帝劇のステージで躍動する。ともに横に並んでパフォーマンスするのはJr.時代以来。「開幕を前に樹が『ケガだけは気をつけよう』と言っていたんですが、まともな人になったなと」と菊池が話せば、田中は「まだまだ尖(とが)っていきたいと思います」と笑いを誘った。

 そんな2人が紡ぐ“新生ドリボ”に、光一も太鼓判。「彼らはジャニーさんが愛し、育てたスターです。本番が始まり幕が上がれば、そこには彼らの『DREAM BOYS』が存在し、その世界をお客さまも共有できると思います」とうなずいた。

 稽古期間中の8月14日には、もうひとりの恩師、藤島メリー泰子名誉会長(享年93)が天国に旅立った。「ジャニーさんが倒れて、病室で『次はあんたたちが頑張らないといけないわよ』とおっしゃっていた言葉を今でも忘れません」と田中。29日の千秋楽まで全力でぶつかっていく。

 ◆本作に出演予定のジャニーズJr.ユニット「7 MEN 侍」の菅田琳寧(23)は、8月10日に新型コロナウイルス感染が確認されて以降、療養に努めており、当面休演する。

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