田中哲司「これまでとは本番の重みが違う」 緊急宣言下の舞台に

舞台「近松心中物語」の公開稽古を行った(左から)笹本玲奈、田中哲司=KAAT神奈川芸術劇場 (撮影:阿久津知宏)
舞台「近松心中物語」の公開稽古を行った(左から)松田龍平、田中哲司=KAAT神奈川芸術劇場 (撮影:阿久津知宏)
2枚

 俳優の田中哲司(55)、松田龍平(38)、女優の笹本玲奈(36)、石橋静河(27)が3日、舞台「近松心中物語」(4日~20日、KAAT神奈川芸術劇場)の初日を前に、公開稽古を行い、コメントを発表した。

 戦後を代表する劇作家・秋元松代が近松門左衛門の「冥土の飛脚」をベースとした戯曲を舞台化した本作は、故・蜷川幸雄さんの斬新な演出により圧倒的支持を得て、1000回以上も上演された記念碑的作品。田中演じる飛脚の忠兵衛と笹本演じる遊女の梅川、松田演じる与兵衛と石橋演じる妻のお亀。境遇の違う男女2組の恋の情景を、時代を映し出した味わい深い演出と共に繊細に描き出す。

 緊急事態宣言下での開幕に田中は「これまでの舞台とは恐らく本番の重みが違います」と気合十分。「大手を振って観に来てくださいとは言えませんが、観に来てくださった方の心を少しでも揺さぶる事が出来るように頑張ります」と意気込んだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス