北村義浩氏、菅総理「明かり見え始めている」は「ちょっと言い過ぎ」

 感染症の専門家である日本医科大特任教授の北村義浩氏が26日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、菅義偉総理が前夜の会見で「明かりがはっきり見え始めている」と語ったことに「ちょっと言いすぎかなという気はします」と語った。

 番組では前日に行われた菅総理の会見を取り上げた。その中で菅総理は、ワクチン接種などが着々と進んでいることから「明かりがはっきり見え始めている」と語っていたが、これに感染症専門家の北村氏は「ちょっと言いすぎかな、という気はします」とコメント。

 「抗体薬カクテル療法のお薬が出てきて重症化を防げる可能性があるよとか、ワクチンも着々と進行しているのはその通りだが、明かりかは分からない」とも語り、来月に予定されている緊急事態宣言の終息についても「終わりを総合的に判断は分かるが、指標の中に毎日発表される陽性者の数が大事で、重症者の数は陽性者の数から遅れて表れる派生的な指標」とも指摘。

 そして「最も大事なのは、今はどれぐらい雨漏りをしているかであって、どれぐらい床が濡れているかではないと思う」とも語っていた。

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