パラ開会式 好評な「ジブリ感」 空港舞台、飛行機擬人化 五輪とは一転した物語性

 「東京パラリンピック・開会式」(24日、国立競技場)

 史上初の同一都市による2度目のパラリンピックとなる東京パラリンピックの開会式が行われた。161カ国と難民選手団から史上最多の4400人のパラアスリートが参加し、13日間で22競技539種目が実施される。コロナ禍のため、原則無観客、学校連携観戦プログラムによる生徒、児童のみ観戦できる。

 開会式の演出は「ハイキュー!!」や乃木坂版ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」などの2・5次元舞台などを手がけ、高い評価を得るウォーリー木下氏が担当。開会式のコンセプトは「WE HAVE WINGS(私たちには翼がある)」。会場を空港「パラ・エアポート」に見立て、パフォーマンスが展開された。都内の中学校に通う13歳の和合由依さんが演じた主人公の片翼の小さな飛行機を中心に、様々な障がいを持ったパフォーマーが多種多様な飛行機を演じ、ストーリーが進んでいった。その世界観はまるで「ジブリ」映画。SNS上では「ジブリ感が凄い」「ジブリ感があって、好きな感じだわー」と話題となった。

 セクションごとに単発のパフォーマンスが繰り広げられた五輪に比べ、統一感と物語性のある式典は好評で「オリンピックより」というワードがトレンド入りを果たした。

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