藤井二冠 将棋会館移転プロジェクト委員に 24日に王位戦七番勝負第5局

 将棋の藤井聡太二冠(王位、棋聖=19)が東京都と大阪市にある将棋会館移転に向けた「創立100周年事業・東西将棋会館建設委員会」の委員を務めることが23日、発表された。同委員会の設立を日本将棋連盟が発表し、委員長に羽生善治九段(50)が就任した。

 老朽化が進んだ将棋会館を、連盟創立100周年の2024年に移転するビッグプロジェクト。谷川浩司九段(59)らレジェンドらが名を連ねる中、今や将棋界の顔となった19歳も参加する。

 藤井二冠は「将棋の魅力をより広く発信できる場所になることを期待し、微力ながらつとめていく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます」とコメント。10月1日から連盟HPではクラウドファンディングを開始し、返礼品には駒や扇子などを予定している。

 藤井二冠は24、25日に指される豊島将之竜王(叡王との二冠=31)との第62期王位戦七番勝負第5局前日検分のため23日、対局地の徳島市入り。藤井二冠は現在3勝1敗で王位初防衛に王手。22日は叡王戦第4局で同じく豊島叡王に完敗し、2勝2敗のタイに持ち込まれた。藤井二冠は「全力を尽くして、ファンの方に楽しんでいただけるような熱戦にしたい」と意気込んだ。

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