「24時間」裏でNHK「バリバラ」アイヌ問題も特集 今年も黄Tシャツ出演者が攻める

 NHKが毎年、日本テレビ「24時間テレビ」にぶつける形で放送しているEテレ「バリバラ」の特別版が、今年は22日未明に「2・4時間テレビ 誰ひとり取り残されないSDGs」として生放送された。

 「バリバラ」は、生きづらさを抱えるすべてのマイノリティーにとっての「バリア」をなくすことをテーマにしたバラエティー。毎年、その内容が意味深で「24時間テレビ」への問題提起ではないかと、攻めた番組として話題になっている。

 今年も黄色やピンクのTシャツを着た出演者が、マイノリティーが抱える問題を、本音トークや、インタビュー、漫才などをまじえて取り上げた。今回は、3月に日本テレビ番組での表現が問題となった、アイヌ民族が抱える問題も特集。日テレ番組で不適切とされた表現に関しても正面から取り上げ、アイヌの人が実体験として差別を感じたことがある表現であることなどを伝えた。

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