東京五輪卓球男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼（３２）、丹羽孝希（２６）、張本智和（１８）が１３日、ＴＢＳ系「炎の体育会ＴＶ　メダリスト大集結…東京五輪後初の超本気プレー生放送ＳＰ」に出演し、クールでならす丹羽は「声を出すのは恥ずかしい」と、はにかんだ。

　張本は得点をあげるたびに「チョレイ！」の大声と派手なガッツポーズをすることが、今回の五輪で改めて注目を浴びた。一方の丹羽は好対照で、番組では「百戦錬磨のポーカーフェイス」と紹介した。

　ＭＣの今田耕司は五輪を振り返り、「丹羽選手、本当に冷静でしたね」と丹羽のクールぶりに感心。丹羽は「張本が声を出すので余計に目立ってしまいます」と試合ではめったに見せない笑顔で答えた。

　今田は張本に丹羽とペアを組んだことを尋ね、張本は「ダブルスを組んだのは久しぶりで。丹羽選手にも声を出してもらおうと、自分はさらに声を出したんですけど」と自分のように派手に感情を表すことを丹羽に望んだことを明かした。今田から「どうでした？」と聞かれ、張本は「出してなかったです」と答え、爆笑を誘った。

　今田は丹羽に、声を出して欲しいというプレッシャーを感じたかと質問。丹羽は「感じましたけど…声を出すのはちょっと恥ずかしくて」と試合での大胆さとは真逆の繊細さを笑顔で話し、さらに笑いを広げた。