卓球・水谷隼 伊藤美誠を「隣に立ってる時は大魔王だと思って接してる」

 東京五輪・卓球混合ダブルスで金、男子団体で銅メダルを獲得した水谷隼(32)が11日、日本テレビ系「スッキリ」に生出演し、今回ペアを組み、5歳の時から知る伊藤美誠(20)について語り、スタジオを爆笑させた。

 水谷は興奮気味のMC加藤浩次のインタビューに答える形で、混合ダブルスの第7ゲーム2-9から7回のマッチポイントを跳ね返した準々決勝ドイツ戦を回想。「もうダメかなという気持ちもあるんですけど、やっぱり1本でも多く取らなきゃいけない。勝つっていうよりも次の1本をどうやって取るかっていうことを集中してました」と、驚異の粘りを振り返った。

 不安そうな表情で泣きそうだった伊藤には毎ポイント声をかけていたという。この劇的な勝利で、ペアの中で変わったことはあるかと聞かれた水谷は「試合終わった後に、彼女がインタビューで『水谷選手と組んでたから勝つことができた』というふうにおっしゃっていて。そこから、すごく信用してもらえたというか」と控えめな回答。

 それまでは伊藤が主導権を握りゲームを支配していたが、その試合からは水谷もチャンスがあれば甘いボールを決めにいくようになったといい「なので今までの倍、僕らは攻撃的にプレーすることになりました」と胸を張った。

 12歳の年齢差があり、5歳の時から知っている伊藤とペアを組む感覚を聞かれた水谷は、「普段はかわいくてかわいくてしょうがない、娘みたいな感じなんですけど。でもやっぱり卓球になると、ホントに『大魔王』って呼ばれるぐらい、むちゃくちゃ強いですから。だから隣に立ってる時は、もう大魔王だと思って接してるんですよね」と話してスタジオを爆笑させた。

 大笑いの加藤が「大魔王の…まあ、しもべみたいな感じですね」と合いの手を入れると、水谷も笑って「そうですね。彼女が力を発揮できるように、僕はサポートできたらいいなとは思ってます」と、うなずいた。

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