【特別寄稿】間宮祥太朗が見た佐藤輝 小栗旬に似たカリスマ性「星の下に生まれている」

 人気俳優で、阪神ファンの間宮祥太朗(28)が16日、メットライフドームで行われた「マイナビオールスターゲーム2021」にテレビ解説(テレビ朝日系列)に訪れ、デイリースポーツに観戦記を特別寄稿した。

   ◇  ◇   

 初めてオールスターで解説をさせていただきましたが、本当に楽しくて仕方がなかったです。オファーをいただいた時は、もちろんうれしかったですが、もうプレッシャーが…。阪神のことならいくらでも話せるけど、オールスターは各球団のファンの方々が見ているので。また違った重圧でしたが、本当に楽しかったですね。

 こんな夢舞台に阪神の選手が8人。近本選手にマルテ選手、佐藤輝選手…梅野選手だけは、デイリースポーツで一度、対談をさせてもらってから親交があるので、親しみを込めて「梅ちゃん」って呼ばせてもらいます(笑)。これだけ阪神の選手が選ばれているだけで、もうお腹がいっぱい。今年、阪神の結果が精神的なプラスになるというか。ドラマとかでスケジュールもキツく、「この時間まで撮影か」と思う時もあるんですが、「阪神も勝ったしな」って、ヨ~シ頑張ろうと思います。

 そんな毎日が続いていますが、阪神は前半戦を首位で折り返しました。何と言っても(5月2日・広島戦での)佐藤輝選手の満塁ホームランですよね。一番鮮明というか、球史にも残る衝撃で。初めて4番で起用された試合で結果を残すなんて、すごい瞬間を見たなと感激しました。

 もちろん、一人の選手としてものすごい逸材。でも、能力とか実際の本塁打数とか以上に、野球好きな人が注目する求心力があると思います。活躍することでチームに活気が生まれる。実際の技術とか、結果以上の貢献度があるなと。スター選手ですよね。なろうと思ってなれるものじゃない。抽象的な言い方ですけど、そういう星の下に生まれている。

 野球と俳優で業界は違いますが、事務所先輩の小栗旬さんのような存在ですね。本人の功績とか、カリスマ性とかもそうなんですけど、旬さんと同世代の方々や僕ら後輩、俳優業界に与える影響が大きい。佐藤輝選手には、どんどんそういう存在になってほしい。でも…。阪神ファンとしては、いつ「メジャーに挑戦する」と言い出すか、少しだけ怖さもあります(笑)。

 最近、僕のツイッターも阪神ファンの方々に、フォローしていただくようになってきました。本当にすごくうれしいことです。オールスター第2戦(17日、楽天生命パーク宮城=テレビ朝日系列で放送)でも、青柳投手や岩崎投手が登板予定で、楽しみがいっぱいです。梅ちゃんもそうですしオリンピックで、金メダルを首にかける姿が見たい。オールスターで輝いた選手の活躍を楽しみにしています。

 ◆間宮祥太朗(まみや・しょうたろう)1993年6月11日生まれ。神奈川県横浜市出身。08年に日本テレビ系ドラマ「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」に出演し、本格的に俳優デビュー。

 趣味は野球で小学校1年から中学校3年まで投手。昨年7月に甲子園で行われた始球式では139キロを計測した。現在はドラマ「IP~サイバー捜査班」(テレビ朝日系列)に出演中。「いまの時代を風刺している部分も多いです。ドラマの世界の話としてだけじゃなく、身近な話として見てもらえたらうれしいです」とPRした。

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