前田米造さん死去 85歳 「マルサの女」「天と地と」など担当

 映画撮影監督の前田米造さんが7月6日午前、誤嚥性肺炎のため都内で死去した。85歳。日活が公表した。葬儀・告別式は近親者で執り行った。

 1954年に撮影助手として日活撮影所に入社。72年に「たそがれの情事」(西村昭五郎監督)でカメラマンデビューし、「キャバレー日記」などロマンポルノの名作を手がけた。82年にフリーになって以降は、さまざまな映画監督とコンビを組み、特に森田芳光監督、伊丹十三監督の作品を数多く担当した。

 主な担当作品に森田監督の「家族ゲーム」、伊丹監督の「マルサの女」など。86年に森田監督の「それから」で日本アカデミー賞最優秀撮影賞、91年に角川春樹監督の「天と地と」で同優秀撮影賞を受賞した。

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