吉村知事 仮に「まん防」解除でも「何らかの対策は必要」 7日に本部会議で方針決定

 大阪府の吉村洋文知事が6日、大阪府庁で会見。7日に新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、11日まで適用されるまん延防止等重点措置の延長を求めるか否かの府の方針を決めることを明かした。

 質疑応答では仮にまん防が解除された場合も、引き続き何らかの時短の要請などが必要と考えているか聞かれた。吉村知事は「それは必要だと思う」と返した上で、「大阪は大都市で感染が急拡大しやすいリスクが常にある。2週間、3週間あれば(感染者が)1000人に達する。人出も3月に近いものになってきている。一人一人が感染対策を取っていただければ急拡大は防げるが、データで見るとリスクの方が大きい状況。第4波で経験をした。リスクが高いのは当然なので、何らかの対策は今の時点でも当然、必要と思っている」と続けた。

 さらに、「振り返れば、去年の第2波はまさにこの7月の中旬から下旬にかけて来た。生活環境が変わってないので、大学生も含めて夏休みに入る。人の動きが増えてくるので、リスクが非常に高い時期という認識を持っている。なのでまん延防止が解除されたとしても、当然、一定の制限のお願いは大きなリバウンド防止のためにも必要だと思う」とした。

 大阪府では、1日あたりで新たに重症化する人数は減少傾向にあるが、7月3日に新たに148人の感染が確認される(前週の6月26日は88人)など、新規感染者は増加傾向にある。

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