茂木健一郎氏 小池百合子知事の源泉は「曖昧さ」総理には「曖昧じゃなく、なりたい」

 脳科学者の茂木健一郎氏が5日、自身のYouTubeチャンネルで、小池百合子東京都知事について「あいまい戦略で総理の椅子にまっしぐら」とした。

 この日の動画では、「もぎけんデイリーショー」として、茂木氏が「百合子です」と小池氏になりきって自己分析するというコメディーショーを展開した。

 その中で、小池知事が今回の都議選で応援演説に行くかどうか分からないという状態だったが「そのあいまいさが私の政治的パワーの源泉」とコメント。「自民党の二階(俊博)幹事長と仲いいか悪いか曖昧にしています。衆議院選挙に出るのか出ないのか曖昧にしています。東京10区なのか曖昧にしてます。菅さんと仲いいかも、一部では犬猿の仲と言われてますけど、曖昧にしてるんですね」と連ねた。

 その上で「東京五輪も賛成なのかな反対なのかな、曖昧にしている。曖昧にしているとみなさんの好きな百合子像を投影してくれるので、色んな人から応援してもらえる。意見をはっきりしちゃうと、意見が違う人は投票しなくなっちゃうんで、曖昧にしているのが一番いい」と推測した。

 4日投開票の東京都議会議員選挙では、自公が過半数をとれず、都民ファーストの会が31席で、第2党ながら自民党(33議席)に肉薄。都議会の勢力図も曖昧になったが「これも百合子が狙っていたの」と狙い通りだったと代弁した。

 しかし、最後に「総理になりたいか」という話題には「これは曖昧じゃなくてはっきりしている。なりたいです」と勝手に断言。「女性初の総理になるために色んな曖昧をまき餌のようにまいているの」と話した。

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