片岡仁左衛門、孝太郎、千之助の3世代共演に拍手 2年ぶり松竹座「七月大歌舞伎」

 大阪松竹座で3日、2年ぶりとなる「七月大歌舞伎」が初日を迎えた(18日千秋楽)。

 昼の部では江戸時代に実際に起きた殺人事件を元にした『伊勢音頭恋寝刃 油屋・奥庭』を上演。華やかな夏芝居で松本幸四郎が主人公・福岡貢を演じ、今田万次郎を片岡孝太郎、仲居万野を中村扇雀、油屋お紺を中村壱太郎、料理人喜助を中村隼人が勤めた。孝太郎が演じた今田万次郎は、5月27日に亡くなった伯父の片岡秀太郎さんが演じる予定だった。

 また『お祭り』は2004年以来の、親子三代の共演となった。「天下祭」と呼ばれ江戸の庶民に愛された山王祭を題材とした熱気に満ちた舞踊の一幕。いなせな鳶頭の片岡仁左衛門が、息子の片岡孝太郎、孫の片岡千之助演じる芸者と粋な踊りで魅せた。松嶋屋三世代の華やかな舞台に大きな拍手が起こった。

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