坂上忍 丸川五輪相の発言に怒り「まだこんなこと言うの、この人。もうこの政権信用できない」
フジテレビ系「バイキングMORE」が30日、丸川珠代五輪相が29日の閣議後の定例会見で「そもそもワクチン接種を前提としないでも安全な大会が運営できるよう準備を進めてきた」などと話したことを伝え、MCの俳優・坂上忍は「まだこんなこと言うの、この人。こういうこと言われたら、やっぱりもうこの政権信用できないなと僕はなっちゃいます」と怒りを込めて話した。
番組では丸川五輪相の「そもそもワクチン接種を前提としないでも安全な大会が運営できるよう準備を進めてきた。1回目の接種で一次的な免疫をつけていただくということ。パラリンピックに参加される方もいらっしゃいますので、どの時期に活動されるのかということも見ていただきながら組織委員会にしっかりと頑張っていただきたい」との発言を伝えた。
坂上は「僕はもうあきれちゃったんだけど、『そもそもワクチン接種を前提としないでも安全な大会が運営できるよう準備を進めてきた』って、まだこんなこと言うの、この人。この状況で大臣が言うの?」と憤った。
ジャーナリスト・鈴木哲夫氏も「丸川さんの発言っていうのは、いわゆる事が起きてオリンピックを既成事実のようにして進めてきた、その流れ流れの矛盾をうまく言いつくろうような発言がものすごく多いでしょ、だから最初の2行はまたかと思った。むしろ3行目の『一次的な免疫』って何なんですか。この科学が本当に必要な時に、担当大臣がこういう科学に基づかないようなザックリとしたイメージをしゃべるというのは、かなり問題だと思う」と糾弾。
坂上はさらに「こういうこと言われたら、やっぱりもうこの政権信用できないなと僕はなっちゃいます」と、不信感をつのらせた。