坂上忍、JOC山下会長「たたく」発言に違和感 安全大会の理解「得られてないから」

 俳優の坂上忍が29日、フジテレビ系「バイキングMORE」で、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が会見で「たたくならJOCを…」と発言したことに「たたくっていう表現はどうなんだろうと思っていて」との思いを語った。

 番組では、JOCの山下会長が会見で、アスリートへ誹謗中傷が直接向く現状に「たたくんだったらJOCを、JOCの会長の私を、あるいは組織委員会をたたいてほしい」と訴えたことを取り上げた。

 これに坂上は「個人的にですが、山下さんの『たたく』っていう表現はどうなんだろうと思っていて」と切り出し「政府、組織委員会含めて、この状況でオリパラを開催するんであれば、こういった安心安全がお届けできるといった理解が得られていないからだと思う」と、主催者側、政府側からの納得いく説明がないことも原因の一つではないかと推測した。

 これに昭和大医学部客員教授の二木芳人氏も「我々の不安の行き先がないから。政府にしろ、JOCにしろきちっと説明して共感を得る努力をするべき」と政府や組織委員会のしっかりとした説明責任がないことも、批判・非難が起こる原因の一つとし「選手は関係ない。むしろ被害者」とアスリートを気遣っていた。

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