藤井聡太王位「フラットな気持ちで」1勝6敗の大敵・豊島将之竜王との王位戦向け

 記念撮影に応じる藤井聡太王位(右)と豊島将之竜王=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)
盤と駒を検分する藤井王位(右)と豊島竜王(代表撮影)
健闘を誓い合う藤井聡太王位(右)と豊島将之竜王=名古屋市中区の名古屋能楽堂(代表撮影)
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 将棋の藤井聡太王位(18=棋聖との二冠)が、豊島将之竜王(31=叡王との二冠)の挑戦を受ける第62期お~いお茶杯王位戦7番勝負開幕前日の28日、対局場である愛知県「名古屋能楽堂」で、前日検分と会見が行われた。通算1勝6敗と大きく負け越している豊島竜王と、王位戦7番勝負、7月25日開幕の叡王戦5番勝負を争うため、最大“12番勝負”を指すことになる。師匠の杉本昌隆八段(52)も同席し、見守られる中で、2年連続となる地元・愛知での開幕局へ向け気合を語った。

 強敵との大勝負を目前にしても、藤井王位は落ち着いていた。

 「相手が誰であれ、自分ができることをやるだけ。非常に手ごわい相手だなと思ってますが、そういうことを考えずにフラットな気持ちで臨みたい」。初防衛へ静かに闘志を燃やした。

 今年1月の朝日杯将棋オープン戦で勝利を上げるまで、豊島竜王には公式戦6連敗。その強さから藤井王位にとっての“ラスボス”と称されることもある相手だ。しかし、苦手意識を問われると「意識せずに盤上に向かいたい」と吹っ切れた様子だった。

 藤井王位は26日に叡王戦への挑戦を決めたばかり。王位戦7番勝負に加え、7月25日に始まる叡王戦5番勝負で、最大“12番勝負”を豊島竜王と争うことになるが「自分自身の成長につながる機会だと思っているので、しっかり戦っていきたい」と前向きに捉えた。

 愛知県瀬戸市出身の藤井王位にとって、一宮市の出身の豊島竜王は同郷の先輩棋士。東海地方出身棋士でのタイトル戦は初となる。初めて対局したのは小学6年生の頃で、「常に目標にしてきた存在で、地元のタイトル戦で戦えるのは非常にうれしく思います」と地元対局へ意気込んだ。

 ダブル初防衛戦となる棋聖戦では、第2局を終えて2勝0敗と王手をかけているが、7月には叡王戦も含めてトリプルタイトル戦になる。過密日程の中での調整では睡眠を大事にしており、7時間睡眠をキープ。移動中でも「どこでも寝れなかったことはない」と明かす。しっかり体調を整え、試練の夏を乗り越えていく。

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