秋川雅史 リリースから15年大ヒット曲「千の風になって」熱唱!ファンへ感謝届けた
歌手の秋川雅史(53)が26日、神奈川・杜のホールはしもとで47都道府県を巡る全国ツアー「千の風になってコンサート~聴いてよく分かるクラシック3~」をスタートさせ、代表曲「千の風になって」などアンコールを含む全12曲を高らかに歌い上げた。
「千の風になって」の発売15周年を記念した同ツアー。秋川は、120万枚以上の売り上げを記録した大ヒット曲について「歌い継がれていって100年後にはクラシックの名曲として残ると思う。その橋渡し的な存在になれたら」と期待を寄せ、「私自身この曲と共に成長してきた。この15年間の感謝の気持ちを皆さんの心に届けたいと思います」と力を込めた。
「さだまさしさんの次、日本で2番目に長い」と豪語するMCタイムでは、歓声の出せないファンに寄り添う滑らかなトークを披露。会場は和やかな雰囲気に包まれた。
昨年7月に97歳で死去した台湾の李登輝元総統は、生前「千の風になって」を愛聴していたという。終演後には、7月末に台湾で開催予定の追悼一周忌記念音楽祭で流すための収録が行われた。