お笑いコンビ・日本エレキテル連合が、ライフワークとしている単独公演を今年も開催することが決まった。タイトルは「何ダコレハ！」。１０月１４～１７日に、東京渋谷・ユーロライブで５公演を予定している。

　１０００以上の鮮烈なオリジナルキャラをポップに演じる中野聡子と橋本小雪の日本エレキテル連合が、２０１４年から毎年開催する新作コントライブ。作・演出、舞台美術やグッズのプロデュースはもちろん、劇中コントにひもづいたさまざまな楽曲（中野が作詞）を発表したり、オープニングなどの映像の撮影・編集も中野・橋本が手掛けるなど、エレキテルの世界がまるごと体験できる内容となっている。

　今回の公演タイトルは、芸術家の故岡本太郎さんの名言を引用した。２人は「太陽の塔は万博当時、知識人たちから酷評されていました。そんな意見を存在感と圧倒的個性でねじ伏せたことは痛快です。だから私たちは太陽の塔が大好きなのです」と、岡本さんの代表作への愛着を告白。「去年２人で、太陽の塔を見に行きました。そして、案の定『何だ、これは！』と言ってしまいました。何度も訪れているのに」と明かし「そう言わせたら勝ちのものを私たちも作りたい！タイトルにはそういう思いを込めています。醜悪でいいライブにします」と、熱く意気込んだ。