小池百合子知事 過労で入院、今週の公務離脱で多羅尾副知事が職務代行

 東京都は22日、小池百合子知事が過度の疲労で静養が必要になったとして、今週の公務を離れると発表した。関係者によると、都内の病院に入院した。新型コロナウイルス対応や開幕を1カ月後に控えた東京五輪・パラリンピックなどの重要公務が重なり、最近の1週間程度は体調が思わしくない状態だったという。

 最近の小池氏は19日に菅義偉首相を公邸に訪ね、五輪・パラリンピック期間中の人の移動抑制策や、新型コロナの感染状況やワクチン接種などを意見交換。21日には東京大会の開催に向けた国際オリンピック委員会(IOC)などとの5者協議に臨んでいた。

 先週は緊急事態宣言からまん延防止等重点措置への移行に伴う酒類提供などの措置も決定した。

 22日は午後3時すぎに都庁内でワクチン関連の会合に出席し、冒頭のあいさつで「すみません、声がかれていまして」と話す場面があった。終了後に報道陣の取材に応じた際には息苦しそうな様子を見せていた。

 新型コロナ対応では幹部らと対策を検討するため、週末の登庁機会も多かった。職務の代行は多羅尾光睦副知事が当たり、小池氏が22日夜に参加予定だったBS番組に出演した。

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