菅首相 五輪 小池知事が出て来ない質問に「嬉しい」 総理責任論に不満「残念」
9日に国会で行われた党首討論で、東京五輪・パラリンピック開催を巡る議論について、日本維新の会の片山虎之助共同代表が「開催都市は東京都なんです。どうも東京都があんまり出ない。総理が非常に矢面に立って、攻撃されてますよね。本当は東京都知事の小池さんが出てこないといかんと思う。後方支援なんですよ、総理は。連携がうまくいってるのかと思うが、如何か」と質問した。
これに菅義偉首相は「私が申し上げたいことを言っていただいて、大変嬉しく思います」と述べ、議場に笑いが起こった。
菅首相は続けて「私はそういう答弁をしても責任は全部、総理大臣だろうと。国会議論はほとんどそうなっている。今、片山代表からお話し頂いたのが筋道だと思う」と語った。
「ただ私も逃げる気持ちはありません」とする一方で、「そうした中で国会ではそういう議論になっていることを、私自身は大変残念だなあというふうに思っています」と述べた。