草なぎ剛、池脇千鶴が演技賞を受賞 「放送文化基金賞」

 優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループを表彰する「第47回 放送文化基金賞」が7日、発表され、番組部門の演技賞に俳優・草なぎ剛(46)、女優・池脇千鶴(39)が選ばれた。

 草なぎはNHKの宮城発地域ドラマ「ペペロンチーノ」での演技が認められての受賞。東日本大震災で津波被害を受けたことによる自暴自棄の生活から再起を図るイタリアンレストランのオーナーシェフを演じ「深い葛藤を抱えながらもストイックに、スタイリッシュに前を向く姿勢を示し得るその演技の深さ」が評価された。

 「ペペロンチーノ」は、番組部門のテレビドラマ番組最優秀賞も受賞した。

 池脇は東海テレビのドラマ「その女、ジルバ」での演技で受賞した。恋も仕事もうまくいかず将来への不安を抱えて40歳となった女性が、70歳以上の高齢ホステスが店を支えるバーで働き始めて熟女たちの生きざまに触れ、人生の輝きを取り戻していく姿を好演。「うだつのあがらない女性から徐々に変ぼうして光り輝いていく過程の表現力は驚愕(きょうがく)すべきものがあった。この作品のインパクトは彼女の演技力によるところが甚大」と絶賛された。

 ほかに番組部門の最優秀賞は、テレビドキュメンタリー番組で名古屋テレビ「メ~テレドキュメント 面会報告」、テレビエンターテインメント番組で中京テレビ「ウマい!安い!おもしろい!全日本びっくり仰店グランプリ」、ラジオ番組でRSK山陽放送「塀の中のラジオ~贖罪と更正 岡山刑務所から」が選ばれた。

 贈呈式は30日に都内で行われる。

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